はじめまして。
元現金化業者の神崎智也(@carddeokane25)と申します。
初めてクレジットカードを作る人に、作り方の流れに沿って手順や注意点など、必要なことを紹介します。
クレジットカードの発行までにはいくつかの手順があり、やるべきこともあります。
難しいことではありませんが、知らないと戸惑うこともあるようです。申込方法から受取りまで、基本の作り方をあらかじめ理解しておくことで、気持ちに余裕を持って対応できるでしょう。
クレジットカードの作り方は簡単
クレジットカードは、信用によって後払いで買い物できるサービスであり、カードを持つことで社会人として認められたような気持ちになる人もいます。
そんな誇らしさがある反面、初めてのクレジットカード申込では、間違ったらマズイのでは?と不安になることもあります。
確かに、カード会社では「審査」や「在籍確認」など、物々しい手順を踏みますが、基本的には、「誠実に申込をしようとしている人」にはとても親切です。
申込で間違ったとしても、丁寧に対応してもらい、手続きを進めることができます。
手順にミスがあっても誠実に対応していればトラブルになることはありませんので、ご安心ください。
クレジットカードの申込方法は3種類
クレジットカードを作るための入り口、申込方法には3種類のものがあります。
それぞれに発行スピードや自分がやらなければいけない手間、キャンペーンなどの優遇が違うため、自分に向いているもの、お得な条件などを比較して決めることが大切です。
準備しておくものは、どの方法でも「本人確認書類」「銀行口座」「年収証明書類」(申込内容によって)の3つが基本となります。
1.郵送
郵送による申込は、発行までに手間と時間がかかります。
コンビニなどの店頭に置いてある申込用紙を利用して申し込む方法です。
手書きで申込用紙を記入して、カード会社に送ると、そのタイミングで審査が始まるため、申込から審査開始まで数日のタイムラグが生じます。
また、郵便物は配達途中の紛失の恐れなどもあります。
2.店頭
店頭での申し込みは
- 窓口
- カウンター
- 店舗
を持っているカードのみ利用できます。
選べる範囲は狭くなりますが、その場で申込できるので初めてで作り方に疑問や不安がある人には安心できるシチュエーションです。
また、カードの種類によっては即日発行にも対応できます。
3.インターネット
自宅や会社、外出先からでもパソコンやスマートフォンさえあれば思いついた時にいつでも申込できます。
キャンペーンなどを行っているカード会社も多く、カード利用開始とともにポイント付与などのプレゼントがもらえることもあります。
郵送のようにタイムラグも少なく、早い場合には当日中の審査が可能です。
ただし、カードは郵送で受け取ることになります。
クレジットカードの最大の難関?審査と在籍確認とは
クレジットカードを作るときに気になるのは審査と在籍確認です。
カードの作り方では必ず注目が集まる点であり、不安を感じる人もいますが初めての利用ではそれほど不安を感じる必要はありません。
というのも、言葉の響きは物々しくても実際の仕組みを知ってしまえばそれほど難しいことでもないのです。
クレジットカードを作成するときの流れと一緒に詳しい解説をしていきましょう。
1.審査は申込書類と信用情報で
カード審査は、自分が送った書類や入力した申込フォームの内容と信用情報によって行われます。
書かれている内容と信用情報に相違がないか確認され、さらに信用情報に問題がないかチェックされます。
初めてのカードであれば信用情報はないので、申告していた個人情報の真偽と内容の「スコアリング」が行われます。
スコアリングは、
- 年収
- 勤務先
- 住居形態
- 家族構成
など、申込書に書かれた内容を数値化して信用度と支払い能力を測るものです。
そこからカード発行の可否、限度額が決定されます。
2.在籍確認
審査の過程では在籍確認が行われます。
カード申込には勤務先も記入しますが、実際にそこに勤めているかを確認することでその人の信用度と支払い能力を最終チェックします。
在籍確認は嫌がられがちですが、これが行われるということは「おおよそ審査が順調で、最終段階まで来た」ということでもあります。
カード会社でも、嫌われがちな在籍確認をして審査落ちさせるとクレームにつながるため、比較的最終段階で行うようにしているようです。
とはいえ、在籍確認があっても落ちる可能性はあります。
在籍確認は勤務先に電話をかけて行うことが一般的です。
カード会社から勤務先に電話があり、自分への取次ぎが求められます。
そこで自分に取り次がれたら、それだけで終わりです。
名前と生年月日を確認して、電話を切ります。
もし不在であっても電話口で「お休みです」「席を外しています」など、勤務していることが分かるような返答をしてくれればOKです。
3.在籍確認の電話がない場合も
最近のクレジットカードでは在籍確認の電話がないこともあります。
スピード発行のカードやカード会社の繁忙期などでは電話確認をする手間を省くこともあり、その場合には審査は書類や信用情報などで行われます。
ただし、カード会社や時期によって「必ず電話がない」と言い切ることはできません。
確認の電話をされたくない人は、「ない」とウワサされているカード会社に申し込んでも、油断は禁物です。
基本的には、
- 信用情報の内容が良好
- 延滞や遅延などをしていない人
- 年収レベルがカードのステイタスよりも高い人
などは、電話確認を省かれやすくなります。
4.クレジットカード発行を待つ
審査が完了したら、メールや電話などで審査の可否を知らせてもらい、通っていればカードが手元に届きます。
クレジットカードの発行、受取りの方法には2種類あります。
自分の利便性に合わせて選ぶことが必要ですが、カードによっては自由に受取り方法を選べないこともあります。
1.郵送でのカード受け取る
インターネットや郵送で申込をした場合には、ほぼ100%郵送でカードを受け取ることになります。
一部のカードのみネットで申込をして店頭受取りできることもありますが、基本は審査完了のお知らせが来てから約1週間ほどで送られてくるのを受け取ることになるでしょう。
「本人限定受取郵便」や「受取人確認サポート」、簡易書留などが使われ、受取りには印鑑(と身分証の提示)が必要です。
身分証は運転免許証、パスポート、健康保険証などが良いでしょう。
2.即日カード受け取り
店頭での申し込みが出来るクレジットカードの場合には、そのままカードを受け取れる即日発行を行っていることがあります。
申込から審査、カード作成までをカウンター窓口で行うことができ、手続き終了とともにクレジットカードが発行されます。
次の日から海外旅行に行く、急いでカードを作りたいといった場合には大変便利なサービスですが注意点もあります。
即日発行のクレジットカードは正式なものではなく「仮カード」で、後から正式なクレジットカードが送られる場合や利用に制限がある場合などもあり、100%のサービスを利用できない可能性があるのです。
また、即日発行カードはショッピングセンターなどの商業施設や消費者金融が発行しているカードが多く、ステイタスとしては低めです。
カードのブランドを気にする人には向いていないかも知れません。
クレジットカードの作り方のまとめ
クレジットカードの作り方は意外と簡単であり、いくつかの選択肢も選べて大変便利です。
クレジットカードを作る上でネックのように思えていた審査も、信用情報に問題がなく、正直に申告していれば大きな問題はありません。
スコアが良い場合には在籍確認の電話も省かれる可能性があります。
最初にカードを作る時には緊張しますが、発行されてしまえば笑い話です。
無事に作れたら、正しい使い方でクレジットカードを活用しましょう。